【京都の大学選び】ブランド力のある京都の大学は?ランキングまとめ
2023/10/17
-----------
『大学のまち京都』と呼ばれる程、京都には多数の大学があります。関西圏はもちろんのこと、日本全国から学生が集まる京都には約30校の大学と約10校の短大が存在しているんです。
京都以外の都道府県にお住まいの方にとっては、ブランド力の強い京都の大学や就職に有利な大学がピンと来ない人も多いかと思います。今回は、京都生まれ京都育ちで、京都の大学を卒業した生粋の京都人の私が、京都にあるブランド力のある大学やイメージについて、わかりやすくご紹介させていただきます。
京都の大学選びに悩まれている方は、ぜひ続きを読んで参考にしてみてください!
京都の大学の概要
まずは、京都にある大学を医学・看護・薬学などの『医療系』、美術・制作などの『芸術系』、その他の『総合大学系』のジャンル別にご紹介します(短期大学は除く)。
(京都の医療系大学)
■私立大学
京都医療科学大学、京都看護大学、京都薬科大学、明治国際医療大学
■国公立大学
京都大学(医学部・薬学部)、京都府立医科大学(医学部)
(京都の芸術系大学)
■私立大学
京都嵯峨芸術大学、京都精華大学、京都造形芸術大学、京都美術工芸大学
■国公立大学
京都市芸術大学
(京都の総合大学・その他)
■私立大学
大谷大学、京都外国語大学、京都先端科学大学(旧 京都学園大学)、京都華頂大学、京都光華女子大学、京都産業大学、京都情報大学院大学、京都女子大学、京都橘大学、京都ノートルダム女子大学、京都文教大学、種智院大学、同志社大学、同志社女子大学、花園大学、佛教大学、立命館大学、龍谷大学
■国公立大学
京都大学、京都教育大学、京都工芸繊維大学、京都府立大学、福知山公立大学(前身は私立の成美大学)
大きく分類すると、京都の大学には上記のようなカテゴリーに分けられます。総合大学系の中には、看護学科や薬学科などの医療系、およびデザイン学科やインテリア学科などの芸術系の学部を有している大学もありますが、ここでは割愛します。
それでは、これらの京都の大学で、ブランド力のある大学はいったいどこなのでしょうか?また企業や世間からは、どのようなイメージを持たれているのでしょうか?
一般的に医療系や芸術系の大学では、ほとんどの学生はその専門領域の進路に進まれます。ですので、今回ご紹介するのは、『その他・総合大学系』の中から毎年発表される日本経済新聞「大学ブランド・イメージ調査2019(近畿編)」のデータを基に、京都人の私の私見も合わせて、ブランド力のある京都の大学をご紹介していきます。
ブランド力のある京都の大学ランキング!
第5位 龍谷大学
京都で第5位(近畿全体では15位)にランクインしたのは龍谷大学。経済、経営、法学、文学、理工、社会、政策、国際、農学部など、文系・理系を合わせて9つの学部があります(この記事を書いている現在)。
京都に深草キャンパス(伏見区)、大宮キャンパス(下京区)の2つのキャンパス、滋賀県に瀬田キャンパスと合計3つのキャンパスを所有しています。硬式野球部をはじめクラブ活動も盛んな大学としても有名です。
関西では4つの有名私立大学と呼ばれている『関・関・同・立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の略称)』に次ぐ4私立大学『産・近・甲・龍(京都産業大学、近畿大学・甲南大学・龍谷大学)』として龍谷大学は称されています。
【PR】>>龍谷大学の過去問集を見る
第4位 同志社女子大学
京都の中でブランド力をもつ大学として4位に入ったのが同志社女子大学です(近畿全体では12位)。近畿圏内の女子大学の中では、同志社女子大学が1位という結果となっています。
京都の今出川と京田辺の2つのキャンパスをもつ同志社女子大学は、6つの学部(この記事を書いている現在)を有しています。女性の社会進出に力を注がれており、看護学部(看護師)・薬学部(薬剤師)・生活科学部(管理栄養士)などの女性に人気の高い国家資格を目指す学部もあります。
また、就活支援の一環として学内企業研究セミナーや業界研究セミナーなど、就活に向けて充実したサポート体制が整ってます。同志社女子大学では、キャビンアテンダントやアナウンサーなど、女性が憧れる業界へ多数輩出されている女子大としても京都では有名です。
第3位 同志社大学
京都のブランド力がある大学として第3位に選ばれたのは同志社大学です。昨年までは毎年のように京都で2位でしたが、今年はランクを1つ落としました。また、近畿圏でも昨年まではいつも3位をキープしていましたが、今年は第6位と大幅にランクを下げてしまいました。
同志社女子大学と同様で、同志社大学もキャンパスは今出川キャンパスと京田辺キャンパスの2つを有しており、文系と理系を合わせて14の学部があります(この記事を書いている現在)。
同志社は幼稚園、小学校、中学校、高校などの附属校も有しており、京都でお受験されるご家庭にとって絶大な人気を誇る学校となっています。今年はランクを落としてしましたが、同志社大学は関西の私立大学の中でトップクラスの大学ブランド・ネームバリューがあり、何だかんだと言って大手企業に採用される方が多いです。
【PR】>>同志社大学の過去問集を見る
第2位 立命館大学
京都のブランド力のある大学として第2位に選ばれたのは立命館大学です。近畿全体でも第3位という好評価の結果がでました(昨年5位から2ランクアップ)。小学校・中学校・高校も有する立命館大学は、全国にも系列の附属校や提携校があり内部進学者も合わせて約35,000人の在籍者数を抱える、京都でもトップクラスの超マンモス校となります。
昔は京都の『衣笠キャンパス』のみでしたが、学生数・学部数の増加に伴い、今では滋賀県の『びわこ・くさつキャンパス』、大阪の『大阪いばらきキャンパス』と3府県にキャンパスを有しています。
京都の私立大学では同志社大学と並んで人気が高く、スポーツ面においても全国レベルのクラブ部活が多く、各スポーツ界に多数のプロ選手を輩出しています。
ただ、ここ最近では一般入試だけではなく、指定校推薦・AO入試(自己推薦)・特別推薦・留学生入試など、様々な入試方法によって志願者の受け入れをされているため、学部や学生によっては学力に大差がついているという話も否めません。
【PR】>>立命館大学の過去問集を見る
第1位 京都大学
栄えある第1位に輝いたブランド力のある大学は、京都大学が選ばれました。京都と近畿全体、どちらの部門においても不動の第1位です。京都内のベスト5の中では唯一の国公立大学となります。
理系・文系と合わせて10の学部を有しており、大学院の研究室も充実しています。特に理系の大学院卒の学生たちは、日本や世界で名の通っている一流企業からの評価も高く、技術職・研究職として採用されるケースがほとんどです。
京都大学のブランド力・ネームバリュー・好イメージはかなり強く、就活やインターンシップなど、エントリーシートに学校名を書くだけでも、かなり有利にはたらくという話も聞いたことがあります。
また、京都大学の学生さんたちは、良い意味で時代や流行に流されることなく『自分』をしっかりと持っている方々が多い印象を受けます。ですので、大人を相手にしても物怖じすることなく、コミュニケーションをとれる学生が多いです。その辺りも企業からの評価が高い一因かと思います。
【PR】>>京都大学の過去問集を見る
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は京都でブランド力のある大学をランキング形式で紹介させていただきました。
また、6位以下では・・
(京都・近畿) 大学名
6位・16位 京都工芸繊維大学
6位・16位 京都産業大学
8位・20位 京都外国語大学
という結果となりました。このように京都には多数のブランド力をもつ大学が存在します。今回の記事が京都の大学選びをされている方々にとって、何かのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
『大学ブランド・イメージ調査2019』近畿編
【あわせ読まれている記事】