【京都聖母学院高校】評判は?コースは?学費は?クラブ活動は?まとめ!
2023/10/16
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京都の伏見区(藤森)にある京都聖母学院高等学校。同じ敷地内には同系列の幼稚園、小学校、中学校も併設しています。『愛・奉仕・正義』という建学の精神をもち、カトリックの理念に基づく教育をされている京都でも評判の良い女子校です(幼稚園、小学校は共学)。
京都聖母学院は、カトリック教育による厳格な校則の下、お子さんを預けても安心できる女子校として親御さんからの評判も高いです。京都では昔から、いわゆるお嬢さま学校というイメージをもつ女子校ですが、近年では女子サッカー部、新体操部、コーラス部、吹奏楽部など、クラブ活動も盛んで全国レベルの部も存在します。
京都の女子校で人気の高い京都聖母学院。今回は京都聖母学院高等学校についての気になる評判や学費、コース、クラブ活動などの情報を、地元の京都人である私の視点も交えて、いろいろとまとめてみました。受験をお考えのお子様・親御様のお役に立てれば幸いです。ぜひ続きをお読みください。
京都聖母学院高校のコースは?
京都聖母学院では複数のコースが設けられており、生徒たちの将来の夢や就きたい職業など、目標に応じた進学ができるようにコース分けされています。
この記事を書いている現在では、京都聖母学院高等学校は下記の5つのコースが用意されています。
3類
このコースは最難関特進クラスという位置づけで、京都大学、大阪大学、神戸大学などをはじめ最難関とされる国公立大学や医学部などを目指すコースとなり、難易度の高い問題への挑戦やハイレベルな学習カリキュラムが実践されます。
そのため、大学受験は自力で勝ち取ることを求められます。私立大学への指定校推薦枠などは下層コースの生徒さん達が優先的に与えられるため、基本的には指定校などを利用することなく、一般試験を受けて大学を目指すことになります。
2類
このクラスは特進コースと呼ばれ、国公立大学をはじめ、同志社大学・立命館大学・関西大学・関西学院大学などの難関私立大学への進学を目指すコースです。特に理系科目を得意とする生徒さんに合ったカリキュラム編成で、薬学部や歯学部などを目指される方も多いです。
また、このコースの特長としては、関関同立や同志社女子大学などの理系学部への指定校推薦枠が優先的に与えられます。ですので、文系科目が得意な生徒さんなら下記で紹介する1類がおすすめです。
1類(大学連携コース)
京都聖母学院高等学校の1類には2つのコースがあり、こちらは大学連携コースと呼ばれています。文系科目が得意な生徒さんのためのコースとなり、将来的に文系私立大学を目指すことになります。
また、高校3年生になる時に「同志社女子大学クラス」が設けられ、そのクラスに進級できれば全員が同志社女子大学の文系学部への進学が保証されるのが特長となります。同志社女子大学クラス以外の1類の生徒さん達には、文系の私立大学への指定校推薦枠が優先的に与えられます。
1類(GSコース)
こちらはグローバル・スタディーズ・コースと呼ばれ、1類のもう1つのコースとなります。コース名にあるように英語に特化したクラスとなり、留学や語学研修などもカリキュラムに含まれています。
将来的には英文科の大学や、海外の大学への進学も視野に入れたコースとなりますが、上記の1類(大学連携コース)と同等に、文系の私立大学への指定校推薦枠も優先的に与えられます。
看護系大学進学コース
京都看護大学、京都橘大学(看護学部)、同志社女子大学(看護学部)の3大学と協定を結んだカリキュラムとなり、大学訪問や体験実習を行ったり、医療現場訪問などのプログラムも組まれています。
京都聖母学院の評判&特色は?
親御さんも安心できる女子校!
京都聖母学院は京都では昔から評判の良い女子校のイメージが定着しています。髪型、スカート丈をはじめ、学校帰りに制服のまま寄り道してはいけない。などといったような厳格な校則が今でも設けられています。
カトリックの理念の基づいた教育方針は、女の子をお持ちの親御さんでも安心して通わせることができる安定感のある女子校です。
また、最寄り駅である京阪電車「藤森駅」から徒歩スグという好立地のため、勉強の自習やクラブ活動等で遅くなっても駅近くで登下校も安心です。
文武両道!豊富なクラブ活動
京都聖母学院では、中学校と高等学校が合同で練習を行うクラブ活動もあり、学年やコース、クラスの垣根を越えて皆が一体となり、クラブ活動を通じて上下関係や協調性を学んでいきます。
生徒さんの80%以上は参加しているクラブ活動は、運動系、文化系と多数の部活動があり、中には関西大会をはじめ全国大会出場など強豪として知られているものもあります。
▼運動系▼
新体操部、サッカー部、ダンス部、バスケットボール部、軟式テニス部、水泳部、バドミントン部、バレーボール部、バトントワリング部など
▼文科系▼
吹奏楽部、コーラス部、ハンドベル部、サイエンス部、演劇部、美術部、放送部、ESS部、写真部、茶道部、文芸部、軽音楽部、社会事業部、調理同好会など
内部生との関係性がキー!
京都聖母学院は同系列の幼稚園、小学校、中学校も有しています。そのため、高校から入学する生徒さんは内部生の多さに圧倒され、多かれ少なかれアウェイ感を余儀なくされるでしょう。
ですので、如何に内部生の生徒さん達に上手く溶け込むことができるかが、大きなキーポイントとなります。幼稚園から京都聖母学院に通っておられる内部生は12年間、聖母色に染まったベテランとも言えます。
そのような内部生同士では、もうすでに友達グループやクラスでのキャラも確立されているかと思いますので、そういう中にでも当たり障りなく、スーッと入り込むことができるタイプの性格なら問題ないでしょう。
しかし、これらは附属校をもつ私立高校ではよくある光景ですので、内部生の生徒さん達と上手くやっていくためのポイントをまとめた記事を過去に書きましたので、ぜひ参考にしてみてください。
▼内部生との関係性の築き方▼
京都聖母学院中学の気になる学費は?
参考までに、昨年度の情報を基に、京都聖母学院高等学校の第1学年にかかる学費の概算をご紹介します。コースによって学費や教材費は変わりますので、もっとも安いコースでの概算となります。
・入試料:約20,000円
・入学金:約150,000円
・入学時諸費:約90,000円
・授業料:約504,000円
・その他:約144,000円
合計 約908,000円
【追記】>>気になる他校と学費を比べる記事
京都聖母学院高校へのアクセスは?
最後に、京都聖母学院高校へのアクセスをご紹介します。
■所在地
京都府京都市伏見区深草田谷町1
■アクセス
京阪電車『藤森』よりスグ
JR(奈良線)『稲荷』より徒歩12分
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は私立 京都聖母学院高等学校についての情報をまとめてみました。
京都聖母学院高校への受験をお考えのみなさん、ぜひ参考にしてみてください。また必ず京都聖母学院高校の公式サイトにも目を通されて、最新の情報や詳細をご確認くださいませ。
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